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ガーデニングの魅力
ガーデニングにも色々あって、人それぞれの住環境に合わせた楽しみ方があるものです。
植物は男の一人暮らしの味気なさに彩りを与えてくれ、暮らしの中に緑があるのはとても気持ちをリフレッシュしてくれます。
生活の中にたとえ植物といえど生き物がいるのは世話が大変では?とガーデニングへの1歩を躊躇する人もいるでしょう。
でも猫や犬といった動物を飼おうというわけではありません。
最低限のお世話は必要ですが、暮らしへの負担が少なく、心へのリターンの方が多いのがガーデニングのいい所なのです。
そして、庭がなくても大丈夫。
一人暮らしのマンションの小さなベランダでも、光のさす窓際でもガーデニングは始められます。
男子諸君。さあ、あなたもまずガーデナーとしての一歩を踏み出してみませんか。
男のガーデナーは意外に多い
ガーデニングは女子が趣味にするものでは?なんて思っている男性諸君。それは大きな勘違いです。
私はむしろ男子の方がガーデニングを楽しんでいるのではと感じています。
「都会のボタニカルライフ」という言葉を効いたことはありませんか?
ボタニカルライフ=植物のある生活。という意味ですが、まさに生活空間の中に花や観葉植物といったガーデニングをインテリア感覚で取り入れ楽しむ暮らしのことを指す言葉です。
ベジタブルライフとは違いますからね。
菜食生活ではなく、生き物としての植物と共生し、お世話をしながらも癒され、落ち着き、そしてお洒落な生活空間を楽しむ。
それがボタニカルライフの醍醐味なのです。
観葉植物から始めてみるのもいい
かといって、いきなり花の栽培や、ハーブの栽培を始めるのはハードルが高いかも知れません。
そんなガーデニング初心者の諸君には、観葉植物から始めるのがお薦めです。
観葉植物なら、水やりさえしっかり管理すればまず枯らしたりすることはなく、暮らしの中に緑があることの素晴らしさ、癒し効果を味わうことができるのです。
たとえば私のおすすめは、「パキラ」「モンステラ」「ポトス」あたりですね。
水やりも毎日やる必要がなく、万が一出張とかで何日か留守にすることがあっても大丈夫です。
ほとんど世話いらずな植物としては「多肉植物」や「エアプランツ」といったものもありますが、本来の目的から外れてしまいますね。
ガーデニングに必要な3つの要素
ガーデニングを始めるにあたって、植物にとって大切な3つの要素を理解しておきましょう。
①植物が光合成するための十分な光(太陽光)。
②それぞれの植物にあった量の水やり。
③植物の成長に必要な栄養分(肥料)。
どれも基本的なことなので、いうまでもない要素ですが、植物を買ったけど枯らしちゃった!という失敗をする人はこの中のどれかを間違ったやり方でやってしまっている場合がほとんどなんです。
購入した植物に適した生育環境を整えてあげさえすれば、植物はスクスクと育ってくれるものです。
決して難しくありません。
補足でお話ししておきますが、実は忘れがちな4つ目の大切な要素があるんです。
それは「風に当ててあげる」こと。
部屋の澱んだ空気の中に長く置いておくのではなく、たまにはベランダに出してあげて、自然の直射日光を浴びながら風に当ててあげることも必要です。
特に葉が多い植物(アジアンタムなど)は中が蒸れたりしないよう、風に当ててあげると喜ぶのです。
植物の魅力に気づいたら次はいよいよハーブ栽培に挑戦
ハーブ苗の購入について
ハーブはホームセンターや園芸店でいろんな種類の苗が揃っていますので、自分の目的に合ったハーブの苗を購入しましょう。
1株200円前後と手頃です。最近はネットでもアマゾンや楽天などの通信販売でいくらでも購入できますので、近くにホームセンターがなくてもいつでも購入できますね。
ただ私はやはり店頭に行き、たくさんのハーブ苗を見て選ぶ楽しさも味わって欲しいなと思ってしまいます。
あのワクワク感というか楽しさはなんとも言えず幸せな時間なのです。あの瞬間からガーデニングの楽しさははじまっているといってもいいでしょう。
また別の記事で詳しく書かしていただきますが、ガーデニング初心者の皆さんの場合、苗の購入と一緒に次のようなガーデニングアイテムも購入しておくと良いでしょう。
ホームセンターで購入してもいいですが、最近はダイソー等の100円均一ショップでも十分良い品が揃っていますので、そこで揃えると初期の負担が少なくて済みますね。
【初めてのガーデニングで準備しておきたいアイテム】
・植えてみたいハーブの苗。
・栽培用の植木鉢かプランター。
・鉢底石と鉢底皿。
・培養土(できれば有機培養土)適量。
・シャベル。
・園芸用手袋。
・園芸用剪定ばさみ。
ダイソーなら1000円以内で十分揃うはずです(苗は除く)。
ハーブ栽培を始める前の注意点
ハーブは観葉植物とは違い、栽培の環境に気を遣ってあげなければいけない植物です。
庭で地植えするのなら自然環境に近いので比較的簡単ですが、男性諸君のマンションのベランダや部屋の中で栽培となると不自然な環境での栽培となる訳で、先ほどのガーデニングに大切な3つの要素がより重要になるのです。
ベランダで栽培の場合
ベランダで栽培する場合、一番の注意ポイントはズバリ「水」です。プランターや植木鉢で栽培する場合、どうしても水分の蒸発が早くなります。
多くの初心者がこの水やりを欠かしてしまい枯らしてしまうことがほとんどなのです。
また、逆に乾燥を恐れるが故にたくさん水をやり過ぎて「根腐れ」という現象を起こしてしまい枯らしてしまうケースも多いでしょう。
水のやり過ぎもやらな過ぎも良くない、要はその適量を知ることがガーデニングの第一歩かも知れまえん。
あと、ベランダの場合、害虫の心配も必要です。
ハーブは虫除けに使われたりするイメージがあるので虫が付かないと勘違いされがちですが、全然そんなことはありません。
アブラムシや黄金虫の幼虫など植物の天敵となる害虫の脅威に晒されるのでいつも観察して害虫の発生に速く気づいて対処することが必要になってくるのです。
部屋の中で栽培の場合
部屋の中で栽培する場合、先ほどのガーデニングの3要素+1要素への気遣いがとても重要になります。
部屋の中のというのは不自然な環境な訳なので、その中で出来るだけ自然に近づけてあげる必要があるのです。
①十分な光を当ててあげる。
ハーブなどの植物を部屋におく場合、窓際など出来るだけ日がさす場所に置いてあげましょう。
外出の際、カーテンを閉めて暗くしてしまうような部屋だと植物は光合成ができず死んでしまいます。
②水やりには最新の注意をしてあげる。
部屋の中では、水やりした水があまり蒸発しません。植物も水分を多くは必要としなくなります。そこに多くの水をやり過ぎると「根腐れ」という状況を起こしてしまうので土の表面が乾燥してきたら水やりする程度にしておきましょう。
③栄養のつけすぎに注意(肥料のやり過ぎ注意)します。
肥料は闇雲にあげれば良いという訳ではありません。人間でも過度なカロリーの摂取は病気の元になるのと一緒です。
また、ハーブの場合、肥料が多すぎるとハーブ特有の香りが出なくなってしまうこともあるのです。
その植物の育て方を事前に調べ、肥料をあげる頻度などを調整してあげましょう。
④風に当ててあげる。
実はこれが一番大切なポイントかも知れません。
澱んだ部屋の中に四六時中おいておくと、植物も気が滅入り、病気になってしまいます。
毎日とは言いませんが、仕事に行く前にベランダに出して、帰宅したら部屋に入れてあげるとか、休日だけベランダに出してあげるとか自分のライフサイクルに合った方法で外に出してあげるタイミングを作ってあげてください。
ガーデニングの魅力に目覚めたら挑戦したい種からの栽培
苗からの栽培に慣れ、ガーデニングに自信がついてくると多くのガーデナーの皆さんが挑戦してみたくなるのが種からの栽培です。
私もその一人で、今では苗を買ってくることはほとんどなく、種から栽培をしています。
種を蒔いて、芽が出てきて双葉が出てきて・・・。
その成長過程を見守るだけでも、なんとも言えない癒される感覚を味わうことが出来るので是非挑戦してみて欲しいものです。
このことはもっと詳しく別の記事で紹介していくことにしましょう。
【まとめ】男だからガーデニングなんては大きな間違い。レッツトライ!
いかがでしたか?
ここでは導入の説明しかしきれなかったので、それぞれをまた詳しくお話ししていきたいと思います。
とにかく考えるよりまず行動です。やってみれば意外に簡単だったり、理解が深まるものです。
「習うより慣れろ」という言葉もあるように、とにかくやってみて初めてわかることもありますし、その人その人の住環境も様々なので一概にこれが正解というものもないので自分の住環境に合ったガーデニング方法を見つけていくしかないのも事実なんですね。
やっているうちに、ガーデニングの魅力に取りつかれ、はまってしまう事は間違いありません。
頑張ってまず1歩を踏み出してみましょう。男諸君!