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ハーブティーを購入するときは気をつけたい原産国と栽培方法
ハーブはこころとからだにとって良いもの!というのは間違いないのですが、一つ注意しておきたいことが。
それは、そのハーブの原産国と栽培方法です。
どんなに良い効果効能を持つハーブだって、ちゃんとした栽培方法がされていなければ、からだに有害なものに
なってしまうからです。
まずハーブの原産国について注意しよう
ちゃんと正規の販売方法をされているハーブティーなら必ず裏ラベルに「原産国」表示がされているはずです。
その製品の素材がどこで生産されたもので、どこで加工販売されたものなのか。
ある程度の情報がそれでわかるはずです。
素材であるハーブが海外からの輸入品である場合、そのお店でその素材の安全性について聞いてみることをお薦めします。
何も答えられないお店であれば、信頼性に欠けるので購入はやめておきましょう。
国産である場合、その素材から加工まで日本国内でやっているようならひとまずは安心です。
海外輸入品が全て安全でないと言い切れるものではありませんが、やはり残留農薬や保存薬などが添加されていないかどうかは
疑ってかかった方が安全だと思います。
私の経験では、本当に多くのハーブの素材が海外から調達されていて、日本国内でそれらをブレンドして販売している業者がとても多いのです。
例えば人気のカモミールの場合はエジプト産が多いようです。
購入し、国内産のものや自分が実際栽培してドライハーブにしたものと比べてみるとその粗悪さに驚かされます。
色あいは変色し、茎やゴミの不純物が多く入っていて、どれだけ昔に収穫されて粗悪な品質管理の中で収穫されたものかが伺い知れます。
次にハーブの栽培方法を調べ有機JASの付いた製品を探そう
海外のものであれ、国産のものであれ栽培方法はお店の人に確認すべき事項です。
無農薬・有機栽培の表示があればまずは安心です。オーガニックと表示されているのもいいですね。
一番良いのは「有機JAS」の認定を受けてた農園で栽培されたことが謳ってあるハーブなのですが、そうそうJAS認定は受けられないため、
最低限でも「無農薬」栽培であることは必須です。
※有機JASとは?:農薬や化学肥料などの化学物質に頼らないことを基本として自然界の力で生産された食品であることを国が認めた証。
ハーブといっても植物ですから、農薬を使って化学肥料をバンバン与えた方が沢山のハーブを栽培することができます。
しかしそんな栽培をすると、見た目は綺麗でも農薬や化学成分はハーブの中に吸収され残留してしまうのです。
そしてそのハーブをお茶にして飲むとことで間接的に農薬や化学成分を摂取することになってしまうのですから、健康のためのはずが全く逆のことをしていたことになってしまいかねません。
販売元が国内のハーブ園だったとしても安心しないで
観光施設としてのハーブ園は国内にいくつも存在し、その中で自社製品として加工販売されていることが多いですよね。
そんな場合でも疑ってみてください。
私の住むエリアにもハーブガーデンと称して、見学料をとってハーブを見せる施設が存在します。
そこで売られていたドライハーブティーの裏ラベルをみると、原料のハーブは世界各地から輸入されたものでした。
自分のハーブガーデンはあくまで見て楽しむため。またハーブ教室なんかで収穫体験をするため程度のハーブ栽培しかしていないのが現実なのです。
【まとめ】ハーブは国産のオーガニックハーブティーを購入しよう
ハーブといっても、それを飲んだり食べたりする時には、安心安全なものであることを心がけましょう。
野菜を買うときには、農薬や化学肥料のこと、最近では遺伝子操作されたものかどうかまで気にして購入しますよね。
それと同じことで、ハーブも野菜も基本的に気にすべき事は一緒なんです。
オーガニックなハーブが一番。
安心安全なハーブで、その効果効能を存分に楽しんでください。