ここでは、私の偏見と体験から、私自身が試してみてお薦めしたいハーブを7つ紹介したいと思います。
それぞれ単品でハーブティを楽しめ効果もあるのですが、これらのいくつかを組み合わせてブレンドするとより複雑で深い味わいのハーブティーが出来あがること間違いなしです。
ぜひ、自分だけのブレンドを見つけ出してください。
ちなみに、ハーブは「フレッシュハーブ(収穫したての生のハーブ)」でも「ドライハーブ(天日乾燥させたもの)」でも、その効果や香りは変わらず楽しめます。
ドライの方が長く保存もきいて良いのですが、生育の良い春から夏にかけてはフレッシュで楽しみ、秋から冬は夏のうちにドライ加工したものを保存しておいて楽しむことをお薦めします。
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ハーブ男子お薦めのハーブ7選!
その1:レモングラス
レモングラスはその名の通りレモンの香りのする草です。ススキの葉と見た目は同じなのですが、葉全体どこを切ってもレモンの爽やかな香りがします。
レモングラスティとして楽しむのも良いですが、煮詰めてエキスト香りを抽出してゼリーにするなど料理にも活躍するハーブです。
そのレモンの香りから、他のハーブの香り付けにブレンドされることも多く、結構身近なハーブと言えるでしょう。
栽培も簡単で、一旦根付いてしまうと、どんどん株が増えていきます。
冬氷点下になる地域では上部は寒さで枯れてしまいますが、春になれば地下茎が残っていればまた芽吹いてくるでしょう。
その2:レモンバーベナ
これもその名の通り、レモンの香りの強いハーブです。私の知っている限り、ハーブの中で一番レモンの香りが強いのでは思います。
これも単独でもレモンの香りのハーブティとして楽しめますが、私のおすすめは、アップルミントとスペアミントとのブレンドです。
レモンの香りに、ミントの爽やかさが加わりとても飲みやすく、気持ちの晴れるハーブティといえます。
レモンバーベナの苗はホームセンターや園芸店でもなかなか入手できませんが、ネット通販であればいつでも購入できると思います。
その3:スペアミント
スペアミントはペパーミントと同類のミント系のハーブです。メントールの爽やかな香りとテイストで、心身をリフレッシュしてくれます。
ミント系のハーブは、最近では「オレンジミント」「パイナップルミント」とフルーツ系の香りのものが何種類も出回っているので、
恋人同士で飲み比べしてみるのも楽しいかもしれません。
その4:アップルミント
アップルミントはスペアミントと同じようにミント系のハーブでその名前の通りアップルの香りです。
私自身は、りんごの香りには感じないのですが・・・・。
このミントは、メントールの味は微量で単体では少し味がボケてしまいます。
インパクトがないのですが、他のハーブとブレンドすると、いい脇役で全体の味をまとめてくれるのでお薦めです。
ただ一つ、もし栽培するなら注意する必要があります。
必ずプランターや植木鉢で栽培すること。
アップルミントは庭や畑の地面に直接植えてしまうと
地下茎を伸ばしてあたり一面に蔓延ってしまうほど強い生命力を持つ植物です。
知らずに植えてしまい、雑草化して大変な目に遭っている人をよく見かけますので、本当に注意が必要です。
その5:ステビア
砂糖の甘さの300倍程度の甘さがあると言われているステビア。
天然の甘味料として知られています。糖尿病の人やダイエット中の人にとっては、からだに良い甘味料となります。
私は栽培しているのですが、葉っぱを摘んで歯で噛むと本当に口の中に強い甘みが広がり、長くその甘さが舌に残るぐらい
強烈な甘さを持っています。
初めて経験する方は、驚いてくれるので、楽しくて結構周りに勧めてしまいます。
多年草なのですが寒さには弱いので、冬には室内や温室に入れなければ冬越しは難しいでしょう。
その6:フルーツセージ
セージ系のハーブはそれほど多くないのですが、このフルーツセージはその名の通りフルーティな香りがすることで
ハーブティーよく用いられます。
なかなか園芸店では出回らないので、ネット通販で探すと良いでしょう。
このハーブも多年草ですが、寒さには弱いので栽培は手間がかかります。
その7:ジャーマンカモミール
メディカルハーブ15選でも紹介したジャーマンカモミール。
数多くの効果効用があり、万能薬のようなハーブです。
「青リンゴ」のような味と香りがすると表現されますが、私にはカモミールの香りはカモミールの香りとしか感じられない・・・・です。
ハーブティーとしては、お休み前に飲むとよく眠れると言われてポピュラーなハーブになっています。
単体でハーブティーにしても良いのですが、私はやはり他のアップルミントやレモングラス、レモンバーベナなどのハーブとの
ブレンドの方がより美味しくなるような気がします。
ミルクとの相性も抜群なので、冬の寒い夜、寝る前にホットミルクカモミールティーにして飲むと、良い眠りにつけることでしょう。
栽培もとても簡単で、こぼれ種で翌年も芽が出て成長するほど強い生命力を持っています。
花自体は、野菊に近く可憐な花を数おおく咲かせて楽しませてくれるので、観賞用ガーデンフラワーとしてもお薦めです。
【まとめ】ハーブ男子なら人に薦められる自分だけのブレンドを持っておこう
ハーブ一つひとつの知識も必要ですが、やはり味も楽しむためにはブレンドが一番です。
色々なブレンドが販売されていますが、通のハーブ男子を目指すなら、やはり自分だけのブレンドを見つけておくのが
必須でしょう。
そのブレンドでは、ハーブの種類だけでなくブレンドする割合も大切です。
そんな研究をしながら自分のお気に入りブレンドを作るのは意外に楽しいものですよ。
ちなみに私のお気に入りのブレンドは
アップルミント2+スペアミント1+レモンバーム1+フルーツセージ1+レモングラス2+レモンバーベナ3
といった感じです。
機会があればチャレンジしてみてください。